こんにちは!やさしいワードプレス集客の田中です。
この記事は
- マーケティングのペルソナ設定ってどうやるの?
- ターゲットとペルソナって何が違うの?
- そもそもペルソナって何?
という方へオススメです。
マーケティングはペルソナ設定で集客の9割が決まります!
実際のコンサルで活用しているペルソナ設定の方法を公開しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
ペルソナとターゲットの違いとは?
まずは「ペルソナ」と「ターゲット」の違いを理解しておくことが大切です。
ターゲットとは、実際に抱えている問題や年代層のことですが、ペルソナはターゲットの中から1人を明確化したものです。
例えば、
【ペルソナ】毎日のパソコン作業の仕事と3歳と5歳の育児に追われ、自分に時間をかける時間もなく常に肩こりと頭痛を抱えている。常に薬でごまかしながら過ごしているが身体はもう限界でイライラ過ごす日々が続いている。
といったようにターゲットの中から1人を明確にする作業がペルソナ設定です。
ペルソナマーケティングは古い?メリットとデメリット
実際にペルソナを設定するメリットとデメリットは何か?ご紹介していきます。
「ペルソナマーケティングが古い」と言われますが、デメリットだけにフォーカスしているケースが多く、今でもメリットが多いのでぜひ参考にされてください。
メリット
- 【ターゲットの理解】ペルソナ設定はお客様の理解を深めることができるので、日々配信する内容に共感が得られる
- 【ターゲティング精度向上】ペルソナに基づくマーケティング戦略は、より的確で効果的な広告やプロモーションを可能にし、あなたのサービスが最も役に立てる人へ届けることができる。
- 【商品開発の指針】ペルソナ設定は新商品やサービスの開発において、顧客のニーズや要望を明確にし、市場に合ったサービスを提供できるようになる。
- 【コンテンツ戦略の構築】 ペルソナ設定は特定の顧客層に響くコンテンツを提供できます。
- 【コミュニケーションの強化】ペルソナに基づくコミュニケーション戦略は、顧客とのつながりを強化し、信頼感を築く助けとなります。
- 【広告予算の最適化】ペルソナを利用することで、広告リソースを特定のターゲットに集中させ、広告予算の無駄を削減できます。
- 【競合他社との差別化】ペルソナを活用した独自のアプローチは、競合他社との差別化を可能にし、市場でのあなたの価値を高めます。
- 【ロイヤルティの向上】顧客が自分を理解されていると感じることで、ブランディングや単価アップだけでなく、リピーターを増やす効果があります。
- 【失敗のリスク軽減】ペルソナ設定により、市場での需要や受け入れられる度合いを事前に予測することができるので、失敗のリスクを軽減させます。
デメリット
- 【潜在的なお客様層を見逃す可能性】ペルソナにこだわりフォーカスしすぎて、他の潜在的な顧客層を見逃してしまう可能性があります。
- 【ペルソナの変化に対する適応性】ペルソナは時折変化するが、それに迅速に対応することが難しいことがあります。
- 【一般的なペルソナ設定】ペルソナがあまりにも一般的すぎると、具体的なマーケティング戦略の立案が難しくなります。
- 【過去のデータに基づく制約】過去のデータに基づくペルソナ設定は、将来の変化を考慮しきれないことがあります。
- 【顧客の多様性を見逃す可能性】ペルソナがステレオタイプに陥ると、個々の顧客の多様性を見落とす可能性があります。
- 【過度なペルソナ依存】ペルソナに過度に依存すると、市場の変動に適応できなくなり、競争相手に取り残されるリスクがあります。
- 【誤ったペルソナ設定】調査してペルソナ設定をしないと想像だけのペルソナになることもあり、それが誤ったペルソナを設定する原因となります。
- 【新たな顧客の取り込みの困難さ】新たな顧客層に対するアプローチが難しくなり、市場拡大が制限される可能性があります。
- 【適切なデータ取得の難しさ】ペルソナに必要なデータが得られない場合、正確なペルソナを作ることが難しくなります。
ペルソナ設定(実践編)
では実際に下記の内容をペルソナを設定してみましょう。
- どんな悩み・不満・不安を抱えているのか?
- 年齢・生活・収入
- 家族構成
- 休日の過ごし方
- 普段から利用しているSNS
- ペルソナの欲求
- ストーリーでまとめる
どんな悩み・不満・不安を抱えているのか?
まずはペルソナが「どんな悩み・不安・不満を抱えているのか?」考えてみましょう。
例えば、「そろそろ子育ても落ち着き、将来の学費などを考えてパートや働きたいがブランクがありなかなか踏み出せず将来が不安」とペルソナの悩みや不安を具体的にすることで配信する相手をイメージしやすくなりますよ。
この際の注意点ですが、「“深い”悩み・不安・不満」なのかが大切です。
深い悩みでなければ、「お金を払ってまで解決しようと思わない」のでサービスとして成り立ちません。
なので「悩み・不安・不満の“深さ”」にもフォーカスされてくださいね。
年齢
ペルソナの年齢と生活を設定しておくことも重要です。
例えば、30代と40代では同じ問題や悩み、情報源も全く異なるので年齢は正確に設定しておきましょう。
家族構成は?
次は「家族構成」です。
例えば、子どもが1人と3人では環境がかなり異なります。
他にも旦那さんの年収や家事育児への参加はどうなのか等も明確にすることで、情報配信する際の「共感」を得やすくなり信頼性が高くなりますよ。
なので家族構成も明確に設定しておきましょう。
平日・休日の過ごし方
平日は休日はどんなライフスタイルを過ごしているのか?を明確にしておくことも大切です。
例えば、2児の子育て中のお母さんへ「休日に週末起業でブログをバンバン更新しましょう!」と伝えたところで「コイツ子育てしたことねぇーだろ…」と共感を得ることは難しくなります。
それよりもライフスタイルをイメージして、「休日は子どもと遊んで大丈夫!平日1日1時間で2児のママでも実践できましたよ」と伝えたほうが心に届きます。
もちろんウソや過大になり過ぎないように注意しましょうね!
ペルソナの欲求
ペルソナはどんな欲求を考えているのか?を考えることも重要です。
例えば、起業を目指す方にブログ配信が大切なことはわかっている。
「しかし、育児があるのでなるべく時間をかけたくない…」
「旦那さんの給料で生活はギリギリなのでお金もかけたくない…」
「まだ子どもが小さいので、なるべく自宅で仕事をしたい…」
といった欲求(本音)が隠されています。
その欲求(本音)の中から、あなたのサービスはどの部分を解決することができるのか?明確にしておくと心に響くものを提供することができますよ。
普段から使用しているSNS・媒体は何か?
どのSNSや媒体に触れているのか?明確にしておくこともペルソナ設定では重要です。
なぜなら「普段からペルソナが使用していないSNS」へいくらアプローチしても集客効果は低くなってしまいます。
後々のリスク回避のためにも、普段から使用しているSNSや媒体は何か?先に調査しておきましょうね。
ストーリでまとめる
最後は全てを「ストーリー」でまとめていきます。
ストーリーでまとめることで実際の人物が目の前にいるような感覚になるので、情報配信する際に強烈なインパクトを残すことが可能ですよ。
実際のペルソナの事例に関しては次のステップで解説していきます。
ペルソナの事例
ここでは実際のペルソナの事例を3つご紹介していきます。
【ペルソナ事例1】起業を目指す女性
年齢:42歳
職業:専業主婦
家族構成:夫と二人の子供(長女:10歳、長男:8歳)
普段使用しているSNS:Instagram、YouTube
佐藤由美子さんは、40代の主婦で、子どもが2人います。
子育ても少しずつ落ち着いてきたことから、新たな夢に向けての一歩を踏み出そうとしています。彼女は生活の中で手技を学ぶことに興味を持ち、自分の夢であるサロンの起業を考えています。
子供たちは成長し、学校に通っているため、由美子さんはこれから自分の時間を有効活用できると感じています。
以前から趣味で学んでいたボディケアやマッサージの技術を活かし、地域の人々にリラックスや美容に貢献できるサロンを立ち上げることが夢となっています。
彼女は穏やかで気遣いがあり、人とのコミュニケーションが得意です。地元のコミュニティとも深くかかわり、サロンを通じて地域の人々に心地よい癒しの場を提供したいと考えています。
しかし、どのように集客していくのか?手順がわからずインスタやYouTubeで学んでいるが、なかなか実践できるに悩んでいる。
【ペルソナ事例2】肩こり・頭痛に悩んでいる女性
年齢:35歳
職業:会社員(OL)
家族構成:既婚だが子どもはいない
普段使用しているSNS:Instagram・Twitter
美香さんは忙しい会社員として働いており、仕事では常にパソコン作業に追われています。最近、肩こりと頭痛に悩まされており、そのために薬を飲んでいますが、効果があまり感じられていません。彼女は仕事に追われる毎日で、ストレスや体の不調が積み重なっているようです。
美香さんは仕事が忙しい中でも、週末には友達とカフェでくつろぐことが好きです。また、読書や散歩など、自分の時間を大切にすることでストレスを和らげています。最近は健康に気を使うようになり、ヨガやマッサージなどのリラックス方法にも興味を持っています。
美香さんは健康管理に関心があり、肩こりや頭痛の改善に役立つサービスや製品を探しています。オンラインで手軽にできるストレッチやリラックス法、健康食品などに興味があります。また、忙しい毎日の中で効果的にストレスを軽減できる方法にも関心があります。
【ペルソナ事例3】結婚に悩む男性
年齢: 42歳
職業: サラリーマン
性別: 男性
普段使用しているSNS:Facebook・YouTube
田中健太郎さんは、40代のサラリーマンで、安定した仕事に就いています。仕事には真面目に取り組み、キャリアを積み上げてきましたが、最近では結婚に対する焦りを感じています。彼は、理想の結婚相手が見つからずに悩んでおり、これまでの出会いではなかなか心が通じる相手に巡り会えませんでした。
現在、田中さんは結婚相談所に頻繁に通っています。様々な相手との面談を通じて、自分に合った相手を見つけようと努力していますが、一歩踏み出す勇気がなかなか湧きません。彼は結婚に対して真剣な考えを持ちながらも、どうしても次のステップに進むための自信や適切なアプローチが見つからず、悩みが深まっています。
田中さんは友人や同僚からは信頼され、社交的な性格ですが、恋愛においては控えめで慎重な一面もあります。彼が理想とするパートナーは、共通の価値観や将来のビジョンを共有できる人であり、結婚生活を共に築いていける相手です。
まとめ
「【事例付き】ペルソナマーケティングはもう古い?効果的な設定方法をわかりやすく解説」はいかがだったでしょうか?
ペルソナの設定で大切なのは、こちらの7つです。
マーケティングはペルソ設定が9割です。
この記事の事例を見ながら、ぜひあなたの価値に合ったペルソナを設定していただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとございます。
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