こんにちは!web苦手なセラピスト・サロン・コンサル専門「やさしいワードプレス集客」の田中です。
あなたは
- 「過去にどんなGoogleの検索アルゴリズムのアップデートがあったのか知りたい!」
- 「サイトや記事の評価基準って、いつどのように変更しているの?」
- 「そもそもGoogleのアップデートって何?」
とお困りではありませんか??
この記事では歴代に実施された【Google検索アルゴリズムのアップデート】を初心者にもわかりやすく一覧で解説していきます。
歴代のアップデートを知ることで、SEOに良い影響を与え集客できるサイトを構築することができます!
ぜひお役立て頂けると幸いです。
目次
- 1 パンダアップデート(2011年〜2016年)
- 2 ペンギンアップデート(2012年〜)
- 3 ハミングアップデート(2013年〜)
- 4 HTTPS/SSLアップデート(2014年〜)
- 5 ベニスアップデート(2014年〜)
- 6 ドアウェイアップデート(2015年〜)
- 7 モバイルフレンドリーアップデート(2015年〜)
- 8 Rank Brainアップデート(2015年〜)
- 9 インタースティシャルアップデート(2017年〜)
- 10 日本語検索向けのアップデート(2017年〜)
- 11 アウルアップデート(2017年〜)
- 12 健康アップデート(2017年〜)
- 13 スピードアップデート(2018年〜)
- 14 BERTアップデート(2019年〜)
- 15 コアアルゴリズムアップデート(2020年〜)
- 16 ページエクスペリエンスアップデート(2021年〜)
- 17 スパムアップデート(2021年〜)
- 18 ヘルプフルコンテンツアップデート(2022年〜)
パンダアップデート(2011年〜2016年)
2011年〜2016年の間に何度も行われたアップデートです。
- コピーされた記事
- 広告が多すぎる記事
- コンテンツが薄い記事
主にこちらの記事やサイトの検索順位が大幅に下がりました。
ペンギンアップデート(2012年〜)
2012年より行われた外部リンクに対してのアップデートです。
外部サイトから多くリンクされることで、サイトや記事が評価されていました。
そこで、外部リンクが購入できる「ブラックハットSEO」をするサイトが増加したのです。
そういったサイトや記事は「ペンギンアップデート」によって検索順位を大幅に下げました。
ハミングアップデート(2013年〜)
2013年にキーワード(単語)だけでなく、会話での検索も対応できるようになりました。
例えば「近くのカフェは?」といった感じですね。
HTTPS/SSLアップデート(2014年〜)
2014年から「http://⇒https://」に変更した、安全に利用できるサイトが評価されるようになりました。
「https://」は独自SSL化(SSL(Secure Sockets Layer)と言って、データのやり取りを暗号化して第三者に見られたり、盗まれたりしないようにする対策です。
独自SSL化に関しては、こちらにも詳しく書いているので参考にされてください。
ベニスアップデート(2014年〜)
2014年にユーザーの位置情報が検索結果に影響を与えるようになったアップデートです。
例えば、「整骨院」とキーワード検索すると、近くの整骨院が表示されるようになりました。
ドアウェイアップデート(2015年〜)
ドアウェイとは「誘導」のことで、「ある特定のサイトやページに誘導するために作られた質の悪いページは、検索順位を落とします」という2015年より行われたアップデートです。
Googleの品質評価ガイドラインにも下記のように記載されているので、ぜひ一度読んでおきましょうね。
誘導ページとは、特定の類似検索キーワードで検索結果の上位に表示されることを目的に作成されたサイトまたはページのことです。類似する複数のページが検索結果ページに表示され、どの検索結果からも同じ内容のサイトやページにユーザーが誘導されるため、ユーザーの利便性が妨げられることになります。また誘導ページは、最終的なアクセス先となるサイトやページに比べ有用性の低い中間ページにユーザーを誘導することもあります。
誘導ページの例としては、次のようなものが挙げられます。
- 特定の地域や都市を対象としたドメイン名やページを複数持ち、それらのドメインから 1 つのページにユーザーを誘導するもの
- サイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを案内することを目的として生成されたページ
- サイト内における階層が明確に定義されていないため構造としては検索結果の一覧に近く、内容が類似する複数のページ
モバイルフレンドリーアップデート(2015年〜)
2015年より行われた「モバイルフレンドリーアップデート」とは、スマホ対応されたサイトが評価されたアップデートです。
Googleの品質評価ガイドラインには、こう記されています。
今年の 2 月に発表したように 、本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。こういったページには、タップやズームなどをしなくてもテキストが読みやすい、タップ ターゲットの間隔が適切、再生できないコンテンツが含まれていない、横方向へのスクロールが発生しない、などの特徴があります。
スマホ対応サイト、つまりモバイルフレンドリーに対応しているのかは「モバイルフレンドリーテスト」よりチェックが可能です。
Rank Brainアップデート(2015年〜)
「Rank Brain(ランクブレイン)」とは、AIベースの検索アルゴリズムのことです。
AIベースになったことで、ユーザーの検索意図が理解しやすくなり、曖昧だったキーワード検索でも正確に検索ページを表示させることができるようになりました。
インタースティシャルアップデート(2017年〜)
2017年から行われた「広告」に対してのアップデートです。
広告を全面的に表示させるサイトに対して評価が下がるようになりました。
日本語検索向けのアップデート(2017年〜)
2017年より実施された日本語向けのアップデートです。
日本語検索において、オリジナルで有用なコンテンツを持つサイトが上位表示されるようになりました。
逆を言えば、オリジナルティがなく低品質のサイトは検索順位が下がっています。
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。もちろん日本語検索もその例外ではありません。
その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
今回の変更は、日本語検索で表示される低品質なサイトへの対策を意図しています。このような改善が、有用で信頼できるコンテンツをユーザーに提供する皆さんを、正当に評価するウェブのエコシステム作りの助けとなることを期待しています。
この変更で、Google が認識する日本語検索の問題すべてを解決できるとは考えていません。検索品質向上のために、継続的にサイトの品質評価アルゴリズムのさらなる改善を行って参ります。
アウルアップデート(2017年〜)
2017年に実施された、フェイクニュースや偽情報、攻撃的なサイトの検索順位が落ちたアップデートです。
健康アップデート(2017年〜)
2017年より、医療や健康の関連するサイトに対してのアップデートです。
それまでは医療、健康分野で素人が書いた記事でも上位表示されていましたが、このアップデートを機に医療機関や医師が書いているサイトが上位表示されやすくなりました。
さらに「YMYL(Your Money Your Life)」の以下の7つの分野に関しても同じように評価されるようになりました。
- ニュース・時事関連
- 公的、法律関連
- 金融関連
- ショッピングやお金の取引を行うページ
- 医療・健康関連・安全
- 人々のグループ
- 大学・就職・住居・フィットネス・栄養
「YMYL」に関してはこちらも参考にされてください。
スピードアップデート(2018年〜)
スピードアップデートとは、「表示スピード=読み込み速度」が早いサイトを評価するアップデートです。
表示スピードは「PageSpeed Insight」を使うと計測できるので、ぜひチェックを。
BERTアップデート(2019年〜)
2019年に実施された、検索クエリや文脈を正確に読み取る理解度のアップデートです。
このアップデートにより、検索意図を正確に読み取ったサイトや記事が表示されるようになりました。
コアアルゴリズムアップデート(2020年〜)
コアアルゴリズムアップデートは、「E-A-T」の重要性が上がったアップデートです。
「E-A-T」とは「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字をとったものです。
「E-A-T」に関連記事はこちらになります。
ページエクスペリエンスアップデート(2021年〜)
ページエクスペリエンスアップデートでは、「コアウェブバイタル(Core Web Vitals)」のランキングシグナルに導入されました。
「コアウェブバイタル(Core Web Vitals)」は以下の3つが評価基準になっています。
- LCP・・・「Largest Contentful Paint」の略で、メインコンテンツ内の画像やテキストが表示されるまで読み込み時間。
- FID・・・First Input Delayの略で、ユーザーが最初にページを操作したときから、その操作に応じてブラウザーが実際に反応するまでの時間。
- CLS・・・Cumulative Layout Shiftの略で、ページの表示中に発生した予期しないレイアウトのズレがどのくらい起きるのかを計測。
スパムアップデート(2021年〜)
2021年に実施されたアップデートで、スパムサイトや記事に対しての評価がさらに厳しくなリマした。
詳細や基準はスパマーに知られると対策されるので公表されていません。
ユーザーに対して、悪影響なことや不自然なことはするな!ということですね。
ちなみに2022 年 10 月 19 日(太平洋時間)にも「スパムアップデート」が実施されています。
ヘルプフルコンテンツアップデート(2022年〜)
2022年8月に実施され、SEO対策ばかりにフォーカスしたサイトや記事、オリジナルが少ないものに対して行われたアップデートです。
ユーザー第一のコンテンツに焦点を当てることをGoogle検索セントラルでは記されています。
「ヘルプフルコンテンツアップデート」にはいくつかの質問項目も準備されているのでチェックするのも効果的ですよ。
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